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Syndromeな日々。

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蘭陵王SS(高長恭×雪舞)52。

2017/07/30
蘭陵王SS(高長恭×楊雪舞) 0
やったーーーーーーーーー\(^o^)/
腐腐腐、とうとう「蘭陵王」(高長恭×楊雪舞)SS、52作目ですよーーーーーーwww

うわ~~~、信じられませんっっっ(*^。^*)
ホント、めっちゃ嬉しいでーーーーーすwww
まさか、まさか、こんなに長く書き続けられるとはっっ\(◎o◎)/!
嬉しい驚きです!!

それもこれも「蘭陵王」が神過ぎるドラマだからですよね~~~ww
湯水のようにネタが湧いてきますよ(●^o^●)
腐腐腐、神カップル蘭陵王×雪舞ナイスーーーーー☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

で、今回のSSですが。
ちょっとした花のお話です(*^_^*)
設定としては、結婚一年の設定ですww
ですが、今回もまたまた大人仕様になっておりますので…(汗)。
“大人な方”、それから“大人使用全然OKの方”のみ、覗いてやってくださいませ(>_<)

それ以外の方は、…苦手な方は、速攻まわれ右で、お願い致します。
“ドンと来い”とゆー方だけ、お願い致しますm(_ _)m

では、読んでみたい方は、下へ(^.^)/~~~






【花簪と花酒】





「雪舞、こちらだ」


「もう、殿下。一体何?」


楊雪舞(ようせつぶ)は夫・高長恭(こうちょうきょう)に手を引かれ、己が屋敷である蘭陵王府の長い回廊を歩きゆく。

すると、多くの木々に囲まれた広い中庭に出る。

そこには、使用人のほかに、幾人かの見慣れぬ者が招かれていた。

一人は恰幅のよい者。

一人は壮年の者。

またある者は年若く、されど凛々しい面立ちをしていた。

その者らは花師のようで、それぞれに花をつけた木々の鉢を手に持ち、高長恭の御前に掲げるようにし、膝を折っている。

すると、高長恭(こうちょうきょう)はそれらに目をやり、うむ、と愉しげに笑う。


「さあ、雪舞。君はどれが好みか?」


「え?」


雪舞は首を傾げる。

すると高長恭は手で示す。


「これだ」


雪舞は夫の指に示す方へゆるりと目を向けた。

するとそこには満開に花開いた木蘭(むうらん)の木々が群れるように置かれている。


「まあ……」


雪舞は感嘆の声を漏らす。

紫紺の花々が咲き乱れ、まるで幽玄の様を呈している。

風が吹くと、その花びらが天女の領巾(ひれ)のごとく空を舞う。

その様に雪舞は目を奪われ、呟く。


「まこと美しいわ……」


目を細めながら応える。


「さようだろう」


高長恭も同意する。

すると、高長恭は再度妻に尋ねた。


「君はどれが好きか?」


「え、」


「この木蘭(むうらん)は全て種が違うのだ」


そう言われ、雪舞はよくよく目を凝らす。

すると、それぞれに様々な色や形をしていた。

大きい花だけではなく、少し小ぶりのものもある。


―――愛らしい……


雪舞は、心の中でそう呟き、微笑んだ。

その中に、一際目を引く花があった。

『白い木蘭(むうらん)』だ。

雪舞はその美しさに目を奪われる。

そして、釣られるように、その花樹の傍へと歩み寄ってゆく。


「雪舞?」


夫に声をかけられるが、耳に届いてはいない。


―――何て、美しいの……


心が震えるような感銘を受けながら、その白い花に手をやった。


「…これが一番美しいわ」


すると、高長恭も傍にやってきて呟く。


「君はこの花が好みか?」


「ええ、これがまこと美しいわ」


「さようか。これは『玉蘭(ぎょくらん)』とゆうのだ」


え、と首を巡らせ、雪舞は声を上げる。


「これは『木蘭(むうらん)』ではないの?」


その問いに高長恭は微笑みながら答える。


「確かに『木蘭(むうらん)』ではあるのだが―――」


高長恭は白い花を指差しながら囁く。


「この白い花―――白木蘭を特別に『玉蘭(ぎょくらん)』とゆうのだ」


そう教えられ、雪舞は得心がいったように頷く。


「そうなの…」


「ああ、さようだ。玉(ぎょく)のように白く美しいであろう」


「ええ、まことに」


雪舞は恍惚と呟く。


「かように美しい木蘭(むうらん)……いえ、玉蘭(ぎょくらん)を見たのは初めてよ」


嬉しげな声を上げる。

それを聞き、高長恭も笑みを深くする。


「それはよかった」


高長恭は安堵の声を漏らす。

夫の返答に疑義を感じ、問いかける。


「何故(なにゆえ)さように思うの?」


ああ、と高長恭は言葉を継いだ。


「この花々の花木は、君の為だけに供したものなのだ」


「え!」


雪舞は驚いたように声を上げ、夫を見上げた。


「君は私と婚儀を上げ、今日(こんにち)で一年となる。それゆえの、君への贈り物の品だ」


「殿下……」


雪舞は嬉しさのあまり、紡ぐ言葉を失った。


―――まことに? 私のためにさような事を……?


雪舞は目を潤ませる。

その様に、高長恭は慌てふためく。


「如何(いかが)した!?」


「………」


「雪舞!」


「何でも、ないの……」


言葉を詰まらせながらも、語る。


「有難う、殿下。かように嬉しい贈り物は初めてだわ」


今まで、幾度となく夫から贈り物を貰いはしたが、ここまで心震わされる思いがしたのは初めてかもしれない。

それも、婚儀の日の思い出として贈ってくれるのだ。

かように嬉しい事はない。

そう思い、雪舞はその思いのまま、高長恭に抱きついた。


「雪舞?」


常日頃から、人前ではかように抱きついてくる事などない妻に驚き、瞠目する。

だが、すぐに優しげ目を細め、妻の身体に手を回す。

そして、強く抱き締めた。

その様を微笑ましげに見つめていた王府に使用人たち。

だが、雪舞ははたと気づき、慌てて夫から身を離なす。

高長恭は不思議そうな顔(かんばせ)をする。


「如何(いかが)したのだ?」


「だって……」


―――私ったら皆の前で、かような真似を……


気恥しげに両の手で己が頬を覆う。


「雪舞、」


「………」


高長恭は、そんな妻を愛らしく感じ、妻の艶やかな黒髪を一房、掬い上げた。

そして、優しく接吻を落とす。


「で、殿下!」


「愛しい我が妃よ」


その行為に雪舞は頬に朱を走らせる。


「も、もう、殿下、お止しになって!!」


だが、高長恭は意に反さず、妻に微笑むと呟いた。


「よいではないか。君はまこと、私の『愛妃(あいひ)』なのだから」


「駄目よ」


「何故(なにゆえ)だ?」


「だって、皆が……見ているわ」


雪舞は赤い顔(かんばせ)をしながら呟く。

すると高長恭はさらに相好を崩す。


「さような事は気にする必要はない」


「さような訳にはゆかない。気になるわ」


そう応えて、雪舞はさらに夫から離れようとする。

だが、それを夫に手によって阻まれた。


「殿下!」


「傍を離れるな」


耳元で囁くと、また己が手の中に妻を閉じ込める。


「あ……」


「誰も気になどせぬ」


「なれど、」


「皆仲のよい主人たちは嬉しいものなのだ」


そう夫から言われ、雪舞は周りに目をやる。

すると、皆一様に嬉しげだ。


―――まことに?


「ゆえに、気にする必要はない」

微笑みながら高長恭はそう言葉を紡いだ。

そんな夫に焦りを感じつつも、漸く肩の力を抜く。

高長恭、妻はしかと抱き寄せ、囁いた。


「さあ、雪舞。もっと近くへゆこう」


「ええ」


すると、その刹那―――。

ふわりと一陣の風が吹き抜けた。

決して強い香りではないが、華やかで上品な香りが麗しく鼻を擽る。


「よい香り……」


雪舞は目を瞑り、うっとりとその香りに酔い痴れた。


「さようだな」


高長恭も同意する。

そして、その白い花に高長恭は手をやった。


「殿下、」


妻の制止の声もとり合わず、花のついた枝を一枝手折る。

そしてその白い花を、妻の控え目に結い上げた髪へと挿す。


「ぁ……」


「まこと、よく似合っておる」


微笑みながら高長恭は囁いた。

その褒めの言葉に雪舞は頬を染めながらも睨めつける。


「もう、世辞は止めて!」


「世辞などではあらぬ」


高長恭は真摯な眼差しで告げる。


「君はこの玉蘭(ぎょくらん)の花のように麗しい」


「………」


「玉蘭(ぎょくらん)は高潔の徴だ」


「……殿下、」


「美しい顔(かんばせ)と崇高で清らかな心根が、この花と同じだ」


そう言いながら、妻の頬に手を滑らせる。


「殿下……」


雪舞は嬉しげに夫を見つめた。

そして、うっとりとしたように、夫の手の温かさを感じていた。

すると、高長恭は傍に控えている花師たちに指し示し、告げる。


「この玉蘭(ぎょくらん)を我が妃の私室の庭先に設えよ」


「はい、畏まりました」


そう答えると、花師は素早く玉蘭(ぎょくらん)の花木を植え始める。

それを見つめていた雪舞は夫に囁く。


「かような事、よいの?」


「何がだ?」


「だって、かような事、勿体無いわ」


雪舞は少し当惑したように眉尻を下げる。

すると、高長恭は愉しげに笑みを深くしながら呟く。


「…君はまこと慎ましい。されど……」


「されど、何?」


雪舞は首を傾げながら問う。


「此度は―――我らの婚儀の祝する日だ」


それゆえ、と高長恭は言葉を継いだ。


「この花木を植えたいのだ―――いつまでも仲睦まじい夫婦(めおと)でおれるように」


そう告げられ、雪舞は目を見開く。


―――殿下……


「嬉しい……」


雪舞はぽつりと呟き―――涙を零した。


「……雪舞、」


囁くと、高長恭の大きな手が妻の涙を拭う。


「有難う、殿下……」


雪舞は笑みを零しながら、告げた。


「殿下のそのお心が、私は嬉しい……」


「まことか?」


「ええ、まことよ」


だって、と言葉を連ねる。


「殿下のお心が、この美しい花木に表われされているのですもの」


そう言って、雪舞は玉蘭(ぎょくらん)の花樹に目をやる。

植え終えた花木は、まるで以前からそこにあったかのようにどっしりと植わっていた。





そして、その夜。

暫く二人は戸を開け放ち、玉蘭(ぎょくらん)の花を愛でながら、酒を酌み交わしていた。


「ああ、よい心持ちだわ」


雪舞は頬をほんのり赤くして言った。


「さようだな……」


隣に腰を下している高長恭も同意する。

すると、雪舞はふいに席を立ち、白い木蘭(むうらん)の元へ歩みゆく。


「雪舞、如何(いかが)した?」


問いかけるが、雪舞は応えない。

心配になり、高長恭が席を立とうとすると、花を一つ手折り、妻が己の傍へ戻ってくる。


「雪舞、大事ないか?」


「ええ……」


微笑みながら答えると、雪舞は玉蘭(ぎょくらん)の花びらを一片千切り、小さく切り裂くと、酒の杯に浮かべた。

そして、その杯を夫に差し出し、一献傾ける。


「召し上がって下さいませ」


「……ああ」


―――何と優美な……


暫し、高長恭はその酒を見つめる。

目にも麗しい白い花びらが酒の上に浮かんでいた。


「殿下?」


妻に声をかけられ、我に返った高長恭は酒を煽った。

すると、ほのかに爽やかな香りが酒の芳香と混じり合い鼻腔を擽る。


「如何(いかが)?」


「……何とゆう美酒か」


「まことに?」


ああ、と高長恭は応える。


「かような美酒は初めてだ」


微笑みながら語ると、杯に再度酒を継ぎ足し、雪舞に手渡す。


「君も飲んでみよ」


「え、私が?」


「ああ、もう少しくらいならよかろう」


「……ええ、そうね」


応えると、雪舞も花びらが浮かぶ酒に口をつけた。

すると芳醇な香りがし、この上なく美味い酒に感じ入る。


「……美味しいわ」


「ああ、さようだろう」


なれど、と高長恭は言葉を重ねる。


「これ以上はいかんぞ」


「え、」


「君は酒に呑まれ易いゆえな」

「なれど、」


その酒の美味さにゆえに、もう少し飲みたい思いに駆られた雪舞は眉根を寄せた。


「さような顔(かんばせ)をしても駄目だ」


「もう、意地悪ね!」


頬を膨らませ怒る妻に、高長恭は囁きかける。


「……なれば、共に飲もうか」


そう言うと、雪舞を強く抱き寄せた。


「殿下?」


己が尊称を口にする妻に微笑むと、酒の杯を手に取り、煽る。

そして酒を口に含み、妻の唇に己が唇をあてがうと、口移しで飲ませた。


「ふ……ん……ん」


「……ん、もっと近くに」


腰を抱き寄せられ、雪舞は夫の衣の胸に縋りつくかのごとくになりながら、唇を合わせる。

高長恭の口から妻の口へ酒が注がれると、高長恭は互いの口の中で舌を掻き混ぜるようにしながら、少しずつ飲ませた。

さようにされると、雪舞は酒に弱い事もあってか、瞬時に酔いが回ってしまう。

赤く染めた顔(かんばせ)に高長恭は武骨な手を滑らす。


「かように、赤くなり…もう酔いが回ったようだな、愛しい妃よ」


そう告げると、口の端から零れ落ちた酒を舐め取る。


「……先刻(せんこく)の美酒の上をゆく美味さだ」


微笑むと、再度酒を含み、雪舞に飲ませた。


「も、う……殿下、」


「ああ、さようだな。これ以上はいかん」


そう囁きながらも、口づけを止めぬ。

ますます口腔を嘗め回し、蹂躙してゆく。

雪舞は甘美な口づけにますます酔い痴れた。


「ぁ……ん」


すると、高長恭の舌は首筋を舐めゆく。

そして衣の帯を解き、剥き出しになった白い肩を、高長恭が美味そうに舐めた。


「ん……んっ」


「まこと美しい肌だ」


「で、んか……あ……」


夫は無言で、心衣(しんい)に隠れる雪舞の乳房に手をやる。


「あ、はあ、ん……ん」


薄桃色の乳頭に指で摘み、捏ね回すと、そっと口に含む。


「あ、ああ……」


まるで赤子のように強く吸われ、雪舞の背中が打ち上げられた魚のように跳ね上がる。

もう片方の手もその肌を慈しむかのごとく、あちらこちらを撫でまわす。


「あ、あ……で、んか……」


「雪舞、雪舞、愛しい我が妃よ……」


狂おしいほどに幾度も己が妃の名を呼ぶ。

そして、下履を剥ぎ取ると下肢を撫で、懇々と湧き出る蜜壺へ手を伸ばす。


「あ、ああ、で、んか、ああ……」


「……私を欲しておるな」


呟くと、二本の指を入れ、蜜壺を掻き回す。


「あっ」


一方の手は乳頭を。

そして、もう一方の手は蜜壺を。

ぐちゃぐちゃ、じゅくじゅく、としとどに濡れた水音を響かせていた。


「あっ、あ、ひああ」


「もっと、乱れる君が見たい」


高長恭は欲望が明々と灯る熱い眼差しで妻を見つめ、激しく指を抜き差しし、揺り動かした。


「ああっ、あ、ん……ああ」


―――もう、だ、め……


雪舞は、堪らぬ、という風に夫を見る。

すると、心得た風に脱げかけの上衣をすべて解いてやり、雪舞をうつ伏せにした。


「え、何?」


「今宵はかようにまぐわおう……」


そう囁くと、うつ伏せになっている雪舞の膝を折らせ、腰を高く上げさせる。

そして妻の纏っている裳(しょう)の裾を捲り上げた。

妖艶な白磁のごとき白さを纏う臀(いさらい)を吟味するように指の腹で、撫で摩る。


「ああ、で、んか……」


いつもと違う事に狼狽し、雪舞は蚊の鳴くような声で夫を呼んだ。


「……艶美だ」


高長恭は恍惚を囁く。


「で、んか、かような姿は、恥ずかしい、わ……」


「さようにゆうが、君に蜜壺は私を欲しておるように見えるが?」


そう言うと、長い指で、蜜口になぞられ、触れられる。


「あ、ああ!」


―――もう、だめ……

そう考えた刹那―――。

高長恭の衣擦れの音が耳を掠め、後ろから大きな摩羅が挿入される。


「はああぁ……あ……」


熱いものに押し開かれ、雪舞は達した。


「あ、ああ…で、んか……」


「雪舞、雪舞」


高長恭は陶然と囁き、腰を振り立てた。

まるで獣のごとく、交わり合う二人。

ぐちゃ、ぐちゃという水音が響き渡る。


「はあ、あう、あ、あ、で、んか……ああ」


強い衝撃に押しつぶされるような嬌声を上げる。

じゅぼじゅぼと夥しい愛液が掻き回される音が耳に届く。


―――ああ、心地、よい……


「心地よいか、雪舞」


「よい、よい、です……」


とてつもない悦楽に狂わされそうにながら、応える雪舞。


「ああ、雪舞、雪舞」


「ぁあ、はあ、あああ……」


ぶつかり合う肌の音、夫の押し殺した吐息が、雪舞の頭上に降ってくる。

雪舞は長い髪を頬に張りつかせ、前へと垂らしながら悶えた。

高長恭は丸い臀(いさらい)を両の手で揉み合わせながら、妻が敏感になる所を浅く小刻みに捲り上げた。


「あ、そこは、ああ、だ、め……」


雪舞の声は一際高くなり、鼻から抜ける声が甘く掠れる。


「ますます濡れてきた……」


「ああっ、はあ、あ、あう、あ、あ……」


雪舞の零した蜜は、夫によって掻き回され、泡立ち太腿を伝う。


「如何(いかが)だ、雪舞? 達しそうか」


「あ、は、はい、もう、達しそう、で、す、ああっ」


快感に震え、熱い肌に玉のような汗を浮かべ、雪舞は全身を硬直させた。


「あうう、あ、あ、ああ」


獣のような声で喘ぐ。

すると、蜜路の中の夫を締めつけてしまうのを、己でも感じながらぶるぶると痙攣し、達した。

いつの間にか手が白くなるまで握り締めていた座するための褥(しとね)は、乱れ、ぐちゃぐちゃになっていた。


「はあ、はあ、あ……ああっ」


雪舞が肩で息をしていると、さらに夫は抽送を繰り返す。


「ああ、あう、あ、で、んか……っ」


「雪舞、堪らぬ……もっと、私を欲してくれ……」


「ひ、あっ、ああ……っ」


鋭い刺激に雪舞は涎を垂らす。


―――もう、気が触れそう……


それでも尚、高長恭は腰を振る。

雪舞は連綿と続きゆく悦楽に蕩け切っていた。


「あ……ああぁ……」


雪舞はまたもや忘我の淵に追いやられ、高い声で叫ぶ。

すると高長恭も、我慢ならん、とでもいうように呻き、切羽詰まった声を出す。


「くう、うう……っ」


そして愛しい妻の内へ、欲情の証である精を存分に放つのであった―――。






暫く肩で息をしていると、高長恭は、同じく息の整わぬ妻に接吻を落とす。


「ふ……んんっ……」


幾度も淡い口づけを交わす。

そして、妻の中から摩羅を抜き取ると、額にも優しく口づけ、囁いた。


「堪らぬ……」


何が、と目で語る雪舞。

すると、高長恭は微笑みながら、言葉を継いだ。


「君が愛しくて堪らぬのだ」


「……殿下」


「君と夫婦(めおと)となれて、私はまこと果報者だ」


そう告げると、妻を己が手の中に抱き込んだ。


「雪舞……」


「何?」


あれを、と目で植えたばかりの白い木蘭(むうらん)の木を示す。


「また翌年(よくとし)も、二人であの玉蘭(ぎょくらん)を愛でようぞ」


そう言いながら微笑む。


「その次の年も、その先も、ずっとだ」


雪舞はその言葉に涙する。


「嬉しい」


「私こそ、だ」


高長恭は妻の耳元で囁く。


「玉蘭(ぎょくらん)のように高潔で素晴らしく美しい佳人の君を妻と呼べる私は、果報者としかゆいようがない」


雪舞、と言葉を連ね、妻を熱い眼差しで見つめる。


「一生涯、私の傍にいてくれ」


夫の微かな告白に、雪舞は頬を赤くし、頷く。


「ええ、私はあなたの傍を離れない」


約束するわ、と応えると夫の厚い胸板に顔(かんばせ)を埋め、夜風に舞う玉蘭(ぎょくらん)の花びらを夢幻のごとく見つめているのだった―――。


END.

****************************

ははは、スミマセン!!
今回もイチャイチャしてる二人を書いちゃいました(*^。^*)
腐腐腐、でも楽しいですーーーーー\(^o^)/

今回のSSは、白木蘭のお話ですww
大体、この木蘭は「ムーラン」っていうアニメ映画(ディ●ニー)があるように、中国ではメジャーなお花のようです。
私もそれは知っていたのすが、白木蘭を「玉蘭(ぎょくらん)」というをとある本で読んで知りまして。。。
「ネタにしたい!!」と思った訳です(まあ、木蘭と玉蘭は厳密にいうと種は違うのですが、この当時はそこまでわかっていなかったでしょうし。二つは同じ「木蘭の花」という種類分別にさせて頂きました)。

中国語では「玉蘭(ぎょくらん)」という白木蘭。。。
めっちゃ綺麗な響きですよね(っ*^ ∇^*c)
中国の方も好むらしくて。。。

玉(ぎょく)で簪やピアスなど、玉蘭(ぎょくらん)を模ったものを女性は着けていたようです。
なので、高長恭は、あまり飾り物を付けたがらない雪舞に、本物の花の簪を着けてあげる、っていうのが表テーマでしたww
しかも、玉蘭(ぎょくらん)なら、雪舞にピッタリですよね(ノ∇≦*)

それともう1つ。
酒に玉蘭(ぎょくらん)の花びらを浮かべて飲む、、、っていうのもテーマの1つでしたww
や、凄くナイスな飲み方だと思うのですよ(ノ)’∀`(ヾ)
実際、花びらを浮かべて果汁を飲んだりしていたようですので、これは有りかと思いまして、ネタにさせて頂きましたww

…ただ、最後まで悩んだのが、「妃の私室の庭先」に花を植えよ、と高長恭が指示するシーン。。。
実は夫婦の部屋にしようかと思ったのですが。
母に「え~??!それって現代的すぎるし。ドラマでも王家令が『ご側室の部屋の前の庭には花を植えるしきたりです』って言ってたじゃん!!」とストップをかけられ、言われちゃいまして。。。
確かに…と思い、正妻の雪舞の私室の前の庭先にさせて頂きました!!
や、、、こうゆうシーンって意外と悩むんですよね~(>_<)
皆さまにもご納得頂けたら嬉しいですww

や、しかし、ホント蘭陵王×雪舞のカップルって、ネタが尽きません+.(*'v`*)+
素敵カップル過ぎますよねww
大好きですーーーーーー\(^o^)/

この先、悲しい出来事が続くのですが、その前のまだずっと幸せが続くと信じているときの―――幸せなひと時を書かせて頂きましたww

*木蘭(むうらん):=木蓮(もくれん)の事。春、赤紫の花を咲かせます。その色から、シモクレン(紫木蓮)とも呼ばれます。 シモクレンは、モクレン科モクレン属に属する種。モクレンという名は、漢字では、普通「木蓮」と書きます。ですが、「木蘭」と書かれることもあります。

*白木蘭:同じモクレン属には、ハクモクレン(白木蓮)という種があります。シモクレンと、ハクモクレンとは、花の形がそっくりですが、両者は同じ種ではありません。「木蘭」のほうは、中国でモクレン属を指す名前。シモクレンも、ハクモクレンも、原産地は中国になります。日本に来た当初、シモクレンは、中国にならって、「木蘭」と書かれました。それが、いつの間にか、「木蓮」の表記のほうが、多くなったようで、現在に至ります。ハクモクレンの中国での名前は、「玉蘭」とされます。「玉蘭」は、伝統的な中国人の女性名だそうです。「高貴な花にあやかりたい」という親心らしいです。

*白磁:白磁(はくじ)とは、白素地に無色の釉薬をかけた磁器の総称。 ケイ酸とアルミニウムを主成分とする白色の粘土の素地に、鉄分のない植物灰と高陵石から精製された透明釉薬を掛け、高温の還元炎で焼き上げて作る磁器の一種。
また青白磁(せいはくじ)とは、白磁の一種であるが、とくに釉薬が文様の溝にたまって青みを帯び美しい水色に見えるものをいう。起源は560~570年代の北斉(ここ注目です(●^o^●))に遡ると言われ、青磁の製造技術の完成と共に発展し、北宋時代の定窯で、白磁の名品が多く作られるようになったそうです。 
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立夏
Admin: 立夏
関西在住の雑食オタ女。
同人活動もやってますが、只今台湾(華流)ドラマ「RAN陵王」に超夢中ww
さらに最近「三生三世枕上书」にも沼ってます!

「RAN陵王」中毒気味です。
おかげで、蘭雪で2次SSやイラストを書き出す始末(笑)
設定は、一応原作中心です。

他にも他ジャンルのSSがあったり、ドラマの感想・本・マンガなどの感想を中心に色々書いてます。
https://twitter.com/SyndromZeroxx
蘭陵王SS(高長恭×楊雪舞)