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Syndromeな日々。

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蘭陵王SS(高長恭×雪舞)62。

2018/08/04
蘭陵王SS(高長恭×楊雪舞) 0
うおおおおーーーーーーーヽ(≧∀≦)ノ
とうとう「蘭陵王」(高長恭×楊雪舞)SS、62作目ですよっっ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
やった、やったーーーーー\(^o^)/
めっちゃ嬉しいでーーーーすwww

しかし、「蘭陵王」SSを書くまで、文章を書いた事がなかったのに…よくここまで続けられたものですな……自分にビックリです!!

それもこれも、やはり「蘭陵王」が神過ぎるドラマゆえ、ですよねww
ああ、萌がまったく衰えないドラマ「蘭陵王」~~~(ノ∇≦*)
大好きですーーーーー(/∀\*)
蘭陵王×雪舞、ガチで素敵最強カップルですよ\(//∇//)\

さて、62作目のSSは、ちょっと婚儀前の二人を書きましたww
こういう事ってありますよね??

では、読んでみたい方は、下へ(^.^)/~~~








【悋気】







「もう嫌!」


楊雪舞(ようせつぶ)は己の手を握っている蘭陵王・高長恭(こうちょうきょう)の手を勢いよく振りほどいた。


「雪舞!!」


「もう、ついてこないで!」


そう叫ぶと、雪舞は皇宮の中にある東屋の方へと駆け出す。

高長恭は軽く目を見張り、だが瞬時に己も走り出していた。

「雪舞! 何処(いずこ)へゆくとゆうのだ」

声を張る高長恭に追いつかれまいと必死に脚を動かす。

だが。

天女と言えど、所詮はただの女子(おなご)。

その女子(おなご)の脚では、斉の軍神の脚にはすぐに追いつかれてしまい、ぐいっと肩を掴まれた。


「………」


「如何(いかが)した?」


「もう、放っておいて!」


「雪舞!」


―――嫌、かような思いは、もう嫌!!


鼻の奥がつんとして、知らず知らずの間に、瞳からは涙が溢れる。

すると、高長恭が再び己の手を強く掴んだ。


「如何(いかが)したとゆうのだ?!」


「………」


「雪舞?」


愛妾の顔(かんばせ)を覗き込み、涙が浮かんでいるのを目にとめる。


「雪舞!」


高長恭はおろおろと狼狽する。


―――どうしたとゆうのだ……


愛妾がかように機嫌を損ねる理由が全くと言ってよい程心当たりがない高長恭は、眉根を下げた。

しかし。

なれば直の事、放す事はできぬ。


「如何(いか)にしたのだ、雪舞?」


再度呼びかける。

すると、雪舞は目をつり上げ、こちらを睨みつけた。


「殿下は何もわかっていらっしゃらないわ」


「何を―――」


「皆―――女子(おなご)は皆、殿下を熱く見つめていらっしゃるのよ!」


「は?」


「だから! ……皆殿下の姿に夢中なのよ」


雪舞は焦れたように苛立ちを露わに訴える。


「……殿下は皆から好かれていらっしゃる事に、気がつかないの!?」


「………」


そうなのだろうか。

されど、己はこの側女しか見ていない。

高長恭は困惑したように愛妾の顔(かんばせ)を覗き見る。

すると雪舞は怒りを滲ませた顔(かんばせ)をしながら、畳みかけた。


「何故(なにゆえ)殿下はお気づきにならないの!」


「雪舞……」


「先刻もあのように女子(おなご)に囲まれて、手も取られて……」


「手など取られておらぬ!」


慌てて言い募る。


「触れそうになったが、触れてはおらぬ」


高長恭は切々と訴える。

しかし、雪舞の目に浮かぶ大粒の涙は、今にも零れそうになっていた。


「……なれど、あの女子(おなご)たちは……殿下を好いているようだったわ」


「雪舞、私は―――」


そう連ねながら、側女の手を取った。

しかし、雪舞はそれをまたもや振り払おうとする。


「―――嫌!」


必死になって振り払おうとする雪舞の身体を強く引き寄せた。


「雪舞!」


「……他の女子(おなご)に触れられた手で―――触れないで!!」


「雪舞……」


腕の中でもがく妾を、さらに強く抱き竦める。

すると、雪舞はきっと睨んで吐き捨てた。


「殿下は、何故(なにゆえ)かようなの!?」


「何がだ」


「……女子(おなご)の心に察しが悪く疎いと申し上げているの」


―――疎い……


さようなのだろうか。

なれど、己が恋慕し、心を寄せるのは『雪舞』だけだ。

他の者など目箸にも入らぬ。

己にはまこと雪舞だけなのだ。

そう思い、側女に想いを込めて愛を囁く。


「……私には君だけだ」


「嘘!」


「虚言ではあらぬ。私が求めているのは、君だけだ」


「………」


「まことだ、雪舞。私が欲しているのは、君だ」


切々と訴える。

他の女子(おなご)にどう思われても構わぬ。

なれど、雪舞にだけは嫌だ。


―――嫌われたくはない。誤解されたくはない……


誰より、何より愛しく思うゆえに、この側室には拒絶されたくはないのだ。

情けないくらいに惚れ抜いていて。

ゆえに、不安が頭を擡げ。

高長恭は常に無く、必死になって言い募る。


「私には君だけだ」


「………」


「まことの事ゆえ、信じてくれ!」


真摯な目で愛妾を見つめる。

すると、雪舞は漸く少し身体の力を緩め、ぽつりと呟く。


「……私は、すぐに嫉妬してしまうの」


「何?」


「殿下が他の女性(にょしょう)と言葉を交わすだけで、胸がちりちりと焦げるように感じて―――強い妬心が生まれるの」


「雪舞……」


愚かでしょう、と囁いた。


「なれど、我慢が出来ないの」


「………」


「先刻も、殿下が親しげに高貴な従姉妹(しまい)の方々や叔母上の三妃の貴嬪さま、淑妃(しゅくひ)さまの侍女たちとお話されているのを見て……どうしようもなく悔しくて、心が痛んでしまったの」


―――そう、己の心の中に立ち込める黒い霧……


まるで、心を覆い尽くすように、黒い霧が心を占めてゆく。

『粛児(しゅくある)』と呼ばれているのも、まことは悔しく悲しかった。

己が呼ぶ事の出来ない殿下の諱(いみな)。


「まことの御名(おんな)を呼ばれているのも、心が搔き毟れるように嫌なの」


「雪舞……」


「わかっているわ。さような事で怒る事はないと」


なれど、と続ける。


「まことは―――殿下の全てを独り占めして、私だけに笑っていて欲しい」


―――心が震えるくらい、泣きたいくらいに……好いている


己でも何と身勝手な言い様だ、とゆうのはよくわかっている。

だが。

心は違う。

己の出来ない事に対して、「口惜しい」という思いが勝ち、黒いものが心から溢れ出す。

己の知らない夫を知っている女子(おなご)たち。

悲しいくらいに、悔しい―――。

狭い心根。

そう思い、夫の胸の中で強く瞳を閉じていると。

どくん、どくん、と落ち着かぬように鼓動が力強く鳴っていた。

すると、武骨な夫の手が優しく頬を撫でる。


「ふ……」


「殿下?」


「いや、私だけではなかったのだな」


「……何が?」


「嫉妬―――妬心だ」


笑みを漏らしながら、囁く。


「私も君が他の者に微笑んでおるだけで、黒い影が私の心を抉るのだ」


「殿下……」


「雪舞も同じ想いだったのだな」


まこと嬉しげに、顔を綻ばす。

そして、想い人の豊かな漆黒の髪に己の顔を埋めた。

馥郁たる香りと共に、愛しさが心の奥から込み上げてくる。


「……幸せだ」


「………」


「君は、誰のものでもない。私だけのものだと実感できる」


すると、漸く雪舞も夫の方に目線を絡めた。


「……おかしな事をゆって、ごめんなさい」


苦しげな顔(かんばせ)をしながら、雪舞は漸く詫びの言葉を口にする。


「おかしな事でない」


高長恭は即座に否と告げる。

しかし、雪舞は首を横にふるふると振った。


「…理不尽な事を申し上げていたわ」


されど、と雪舞は続ける。


「殿下が誰であれ他の女子(おなご)に囲まれているのは、まこと嫌なの。……見たくはないの」


「雪舞……」


「だって……」


「どうした?」


黒目がちの瞳を覗き込むように問いかける。


「だって……、殿下は私のものなのに……っ」


「雪舞、」


「そうでしょう!? 殿下は私だけのものでしょう?」


己への強い独占欲を滲ませる雪舞。


―――そうか…、皆に優しい雪舞でも。まことはかように独占欲が強かったのだな……


その告白を聞き、高長恭は口角を上げた。


「そうだな」


「殿下……」


「さようだ、と申したのだ」


高長恭は嬉しげ微笑みながら、呟く。


「まこと君に悋気を起こされるのは―――嬉しい」


「何を、」


「君が私を……まこと愛しく想っているとゆう事であろう?」


雪舞は黙り込んでしまった。

なれど、夫はこれ以上にないくらい優しく微笑んできて。

その表情に胸がぎゅっと狭くなる。


「そうだろう?」


頬を赤く染めながら夫を見る。

そして一つ大きく息を吸うと、呟く。


「そう―――ね。私は殿下を強く、強く想っているわ」


ゆえに、と続ける。


「殿下が私以外の女子に優しくしたり、触れたりするのが、我慢できないの」


すると、高長恭はさらに愛妾を強く抱き込んだ。


「……雪舞、」


雪舞もゆるりとその熱く広い胸元に頬を寄せると、そのままぎゅうっと抱きついた。

まるで、温もりを己の身体に覚えさせようとするかのように。


「この温もりは―――私だけのものよ」


高長恭は柔く笑いながら、呟く。


「さようだ。私は君だけのものだ」


「まこと?」


「まことだ」


高長恭は妾の頭を優しく撫でる。


「……嬉しい」


「ゆえに、」


「何?」


「君も、私だけのものだな?」


念を押すように、さらに続ける。

すると雪舞は漸く大輪の花のように笑んだ。


「……ええ、そう。私は殿下のもの」


「なれば、我らは互いだけのものであるな」


目尻を下げ、優しく髪を梳きながら、告げた。


「雪舞、君が不安に思う事など何もありはしない」


「………」


「まだ不安か?」


「…だって、」


「……私の心の臓を、その目に見せてやれたらよいのに」


「え!」


突然の事に雪舞は目を丸くする。


「何を……」


すると、高長恭は側女の手を取り、己が胸へと誘う。


「この胸の高鳴りがわかるか? 君を想いいつも高鳴っておるのだ」


「……殿下」


「私がどれ程……苦しいくらいに君を愛しく恋しく想っておるか、この胸を引き裂き、心の臓をその目に見せてやりたい。この気持ちをどうにかして全て、君に伝えたい」


「嫌! 駄目よ、駄目。さような事、」


途端、雪舞は並々と涙を浮かべ、訴える。


「さような事、赦さない! ……殿下がいなくなってしまうわ。殿下はいつも私の隣にいてくれなくては」


「雪舞……」


「さような事……想像するだけで、胸が張り裂けそうになるわ」


嫌よ、と雪舞は夫の胸の中でおんおんと泣いた。


「すまぬ、雪舞」


「戯言でも、さような事はゆわないで」


「ああ……」


なれど、高長恭は続ける。


「かようになる程に、想っておるのは―――君だけだ」


解るか、と囁く。


「……ええ」


「このような心持ちになった事など、未だかつて一度もない」


「殿下……」


「君が愛しくて堪らん」


告げると、そっと雪舞の額に口づけを降らした。


「あ……」


そして咄嗟に閉じてしまった瞼、こめかみ、柔い頬にも。

優しい口づけを降らしてゆく。


「ふ、ん……」


「雪舞……愛しい、我が想い人よ……」


高長恭は愛おしげに囁く。

そして、少しかさついた熱が押し当てられ、離れる。

愛らしくふくよかな紅唇に接吻を降らせてゆく。

何度も何度も。

始めは羽のように軽いものであったが、次第に深いものへと変わっていった。

柔らかなものが口内に入り込み、舌が絡まりゆく。

歯列をなぞり、上顎を擽り。

角度を変え、高長恭はきつく舌を吸い唇を貪る。

淫靡な音が響き渡り、雪舞の顔(かんばせ)をほんのりと朱に染めた。


「ん、……ん」


鼻に抜けるような甘い声が漏れゆく。

呼吸を絡めとるような接吻に雪舞の思考は犯された。

高長恭は崩れ落ちそうになる愛妾を抱きとめる。

ぎこちないながらも夫の求めに応じる雪舞は、いつの間にか夢中で夫を求めていた。

互いの唾液が混ざり合い、嚥下し切れずいたものが口の端から洩れる。


「……雪舞」


ゆるりと解いた唇から、銀の糸が伝っており。

それをぺろりと舌で舐めた。


「あ、」


思わず漏れた声の主の小さな頭を優しく撫でる。


「殿下……」


「愛しくて、愛しくて……堪らん」


高長恭は呟きながら、側室の小さな触り心地のよい手を取り、口づけた。


「……私も、殿下を―――愛しています」


応える妻を真摯な目で見つめながら語る。


「他の者など比べるまでもない。私には君以外目に入らぬし、気にも留めぬ」


「殿下、」


「信じられぬか?」


「………」


「私は、君とゆう存在を知り、恋情を知った」


柔い頬の産毛に優しく触れながら、囁く。


「君以外欲しいとは思えぬのだ」


「殿下……」


「愛している」


再度告げると、強く愛妾を抱き込んだ。

愛しさが、心の奥から込み上げてくる。

渇望、という言葉が相応しいくらいに、求めてやまない。

雪舞も愛しい夫に胸に顔を埋め、恍惚となった。


「幸せ……」


「ああ、さようだな」


「いつまででもこの時が続けばよいのに」


「うん」


優しく応えると、愛妾の髪を一房掬い上げ、愛しげに口づけ囁く。


「私は、君を失いたくない。それが―――何より恐ろしい」


夫の言葉に目を見開く。


「さような事……。殿下は、軍神であられるのに、」


「私は君が思うよりずっと臆病者なのだ。君を、雪舞を失うことが、何より怖い」


そう告げると、再度己を強く抱き竦めた。


「……私だけ、だと思っていたわ」


「いや……私も同じくらい君を想っている。この世で一番、君が愛しい」


「殿下……」


「一生生涯、傍に居てくれ」


囁くと、愛妾の唇に再度想いを込めて接吻を贈るのだった―――。

END.

*******************************

ここまでお読み頂き、有難うございました\(//∇//)\
今回の二人は、婚儀前の二人を書かせて頂きました~~(ノ´▽`*)b☆

特に雪舞に目線を合わせて書かせて頂きましたww
ちょっと婚儀前のマリッジブルー的な、嫉妬のお話です(ノω`*)ノ
なので、作中ではまだ「愛妾」になっております。
まあ、愛妾雪舞にとってはもう既に高長恭は「夫」ですので、「夫」表記にさせて頂いております。

で、その蘭陵王ですが。
殿下はあれ程見目麗しく、女子(おなご)と見まがう程ですよね??(でも、高長恭自身はTVでもそうですが、そういう事にウトいですし、興味なさそうですが)
「それならば、いろんな人に惚れられたりしていたんじゃないかな~??」という考えに至りましたww
安徳王もモテモテでしたし、あの兄弟ならあり得ますよね!
…一応、鄭児とかいう女も出てきますから……(でも私の中では、めっちゃ赦せん女ですが(*`皿´*)ノ))。。。

それに。
今回は『粛児(しゅくある)』という呼び名をどうしても使いたくてww
この諱(いみな)は、皇太后さましか使ってませんよね(中国語で言ってますよね)!
ですが、「殿下より身分の高い従姉妹(皇后の娘・公主)やそれに繋がる人・先の皇帝の妃など(他にも侍女は、他国の公主(高貴な方には高貴な身分のものでないと駄目らしい)がなる場合もあるらしいので)昔からの顔なじみなら使う場合もあるかな?」と。
で、この場合、顔なじみの侍女=他国の公主に致しました。
そして、他の妃は、高長恭の母(妓女)よりも身分が上ですので、幼い頃に引き取られた長恭は『粛児(しゅくある)』と呼ばれていてもおかしくないかな、と判断しました。

しかも「児(ある)」はかなり親しい呼び方のですので。
慣れコイ奴なら使いますよね~ww
なので、ここには直接は出てきませんが、高長恭の御名を呼んでいた、という風にさせて頂きました(っ*^ ∇^*c)

なので、雪舞嫉妬する編を書かせて頂きましたーーーーーwww
好きな気持ちが高いから、不安が心を占めちゃうんですよね(*´v`)
まあ、全部雪舞の誤解なんですが(*^_^*)
しかも、結局高長恭も不安に思ってる所もあったりして…お互いさまですよね(苦笑)。
純な二人の感じが出てると嬉しいですww

うん!!
今まで書いてきたネタとはまたテイストが変わって楽しかったですww
雪舞はあんなに可愛いのに、自分には自信がない乙女が感じで書かせて頂きました(ノ∇≦*)

腐腐腐、楽しかったですーーーーー(#^.^#)
やぱ、ラブラブは二人を書くのは楽しいですよね~~ww
ああ、何度書いても素敵カプですww
最高ーーーーー(/∀\*)♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

ちょっと今回は可愛いテイストの二人でしたwww

*三妃・九嬪:中国の後宮・晋代の制度では、三妃(貴嬪、夫人、貴人)、九嬪(淑妃、淑媛、淑儀、修華、修容、修儀、婕妤、容華、充華)、美人、才人、中才人になります。 他にもそれぞれの時代(前漢・後漢・唐など)で後宮の妃嬪の位は色々変わりますが、今回はあえて前の時代、晋時代の後宮の妃嬪の位を使わせて頂きました。

*児(アル):形容詞の畳語形につける呼び名。かわいらしさを表すために使用します。ですので、日本語に無理やり直すと、『粛児(シュクアル)』は『粛ちゃん』もしくは『粛坊ちゃん』くらいな感じだと思います。

*諱(いみな):諱という漢字は、古代に貴人や死者を本名で呼ぶことを避ける習慣があったことから、転じて人の本名(名)のことを指すようになったらしいです。本来は、名前の表記は生前は「名」、死後は「諱」と呼んで区別するらしいのですが、のちには生前にさかのぼって諱と表現するなど、混同が見られるようになったそうです。諱に対して普段人を呼ぶときに使う名称のことを、字(あざな)といい、時代が下ると多くの人々が諱と字を持つようになったそうです。
実名を敬避する(敬って避ける)習俗という意味で、読みは実名敬避俗(じつめいけいひぞく)というそうです。漢字文化圏では、諱で呼びかけることは親や主君などのみに許され、それ以外の人間が名で呼びかけることは極めて無礼であると考えられたそうです。これはある人物の本名はその人物の霊的な人格と強く結びついたものであり、その名を口にするとその霊的人格を支配することができると考えられたためであるそうな。

中国では南北朝時代以降(←ここ注目ww)、諱は漢字二文字を用いることが広まりますが、この二字のうちの一字について、兄弟、従兄弟など、同族で同世代の男子が世代間の序列を表すために名に同じ文字を共有するそうです。これにより一族の中での世代間の長幼の序を確認し合うことができるそうです。一字名の場合は、同部首の漢字を用いることで系字とするらしいです(蘇軾・蘇轍など)。また、世代間で規則に従った系字を順に配することもあり、この場合は行列字とも言われるそうです(ある世代が「水」系字の場合、五行説によって次の世代に「木」系字を用いるなど)。

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立夏
Admin: 立夏
関西在住の雑食オタ女。
同人活動もやってますが、只今台湾(華流)ドラマ「RAN陵王」に超夢中ww
さらに最近「三生三世枕上书」にも沼ってます!

「RAN陵王」中毒気味です。
おかげで、蘭雪で2次SSやイラストを書き出す始末(笑)
設定は、一応原作中心です。

他にも他ジャンルのSSがあったり、ドラマの感想・本・マンガなどの感想を中心に色々書いてます。
https://twitter.com/SyndromZeroxx
蘭陵王SS(高長恭×楊雪舞)