FC2ブログ
Syndromeな日々。

Welcome to my blog!

蘭陵王SS(高長恭×雪舞)65。

2019/04/11
蘭陵王SS(高長恭×楊雪舞) 0
たいっへん、お待たせ致しましたーーーー(・∀・)
65話目の「蘭陵王」SSでございます☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

やっと、やっとUPすることが出来ましたよーーーううっw

長い道のりでございました(/_;)
最初今年は忙しくて、なかなかSSを書けずにいて。
さらに途中でPCの調子が悪くなり。
それでも無理やりPCを使い続けていたのですが…。
やはりPCが昇天してしてしまいまして…(;_;)

そんな訳でそこからPCを新しく致しまして…今に至るのですが…。。。
やはりデジタルに頼った生活をしていたら、それが使えなくなると…めっちゃキツいですよね(>_<)
これからはちゃんと気をつけたいと思います。。。

それはさておき。
今回のお話も蘭陵王×雪舞のお話で…。
蘭陵王たちの後半のお話になります!!

一応、大人仕様となりますので。
OKの方のみ覗いてやってくださいませ~(^-^)/

ではでは、今回から大人仕様は畳んでありますので。
下からドウゾ♪(/・ω・)/ ♪



【深淵を蝕む火輪(かりん)の焔】




揺籃の中で愛らしく寝る愛息・平安(へいあん)。

そして己の隣には寝台に身体を横たえ休む夫・高長恭(こうちょうきょう)が眠っている。


「幸せ…」


楊雪舞(ようせつぶ)は白む陽の光に浮かび上がる夫の逞しい背に縋り、そっと口づけた。


「何かゆったか?」


囁きに、ぼんやりと目を覚ました高長恭が振り向く。


「……ええ」


「どうした?」


「幸せだと、ゆったの……」


「急に如何(いかが)した?」


怪訝そうに囁く。


「…っ、だ、だって―――あなたが…あなたが、傍にいるのよ」


夫の頬に手を滑らせた。


「まことに嬉しい。……夢みたいだわ」


涙を湛え呟く妻に、高長恭は少し戸惑う。


「如何(いかが)したのだ」


「……今まで、死んだとばかり思っていたから」


「ああ…」


なれど、と高長恭は続けた。


「もう幾月も前の事であろう?」


そうだ。

もう夫が己の元に帰ってきてくれて、暫く経つ。

だが、未だに信じられぬ様子の雪舞は偶にかような事を言ってくるのだ。


「…何処(いずこ)にもゆかぬ」


「………」


妻は己の身体に巻き付けた細い腕(かいな)に力を込めた。

その手を慰めるように軽く叩き、高長恭はさらに言葉を紡ぐ。


「まことだ。もう―――君の、君と平安の元から去りはせぬ」


「……まこと、よね?」


「ああ、まことだ」


「もう何処へもゆかないで」


「行きはせぬ」


「ずっとよ! 私と平安の元に居て! 離れないで」


「わかっている」


言葉を重ねても妻の不安を消えぬようで、さらに安堵させる為に言い募ろうとする。


「雪舞、心配するな。もう大丈夫だ」


だが雪舞は己が身体を擦り寄せ、離さぬとでも言う様にさらに距離を縮めた。


「……雪舞? まだ不安なのか?」


「……ええ」


雪舞は意を決したように言葉を発した。


「なれども、起きたら―――またあなたが消えて…居なくなってしまいそうで……」


「雪舞……」


「だってそうでしょう! 私たちを置いて行ってしまうのではないかって、不安で―――不安で仕方がないの!」


眼に涙を湛える妻を見て。

妻の深い悲しみが漸くまことに分ったような気がした。


「すまぬ」


「……ねえ、約束して。絶対何があろうと私たちも元へ戻ってくると」


「わかっている。約束する」


「まこと? まことに?!」


余りに言葉を重ねてくる妻に高長恭は苦く笑む。


「さように信じられるのか?」


「……だって、」


雪舞は夫の手を固く握りながら震える声で囁く。


「あの時を…思い出してしまうの。殿下が、私を暁冬(きょうとう)に託して……鄭児(ていじ)たちの魔の手から逃がした時の事を―――」


途端に高長恭に顔(かんばせ)が強張る。


「…未だに夢に見てしまうの。独りで、殿下を探して、探して…啼き続ける夢―――」


「…っ……すまぬ」


「もうこれからは、一人で悩む事はしないで。私も、平安もあなたと一緒に居させて。家族なのだから―――」


懇願してくる妻を高長恭は力一杯抱き締めた。


「…そうだな。約束する」


「殿下……」


妻の呼ぶ声に応え、慰めるように高長恭は額に優しく口づける。


「―――愛している」


「……私も」


恍惚と雪舞も喘ぐように囁く。

そして、夫の腰に手を回す。

衣の上からでも感じる心地よいひと肌の温かさと懐かしい夫の香りが、またしても己の心を癒してくれる。


―――この方をもう二度と手放したくはない。絶対に……


そう思いながら雪舞は夫の身体に回した手にさらに力を込めた。

懐かしくも嬉しい。

心がぎゅ、と掴まれたかのように締め付けられる。

すると、高長恭が妻の衵服(はくふく)の紐を解き、柔肌に手を滑らす。


「……んっ…」


「心地よい肌だな」


「何を、」


「吸い付くような柔肌だ」


雪舞は顔に朱を走らせる。


「さような事―――あるはずがないわ」


気恥しげにする妻を高長恭は覗き込んだ。


「何故(なにゆえ)さような事を口にする?」


「……だって、もう、前とは…違うわ。その上日の光で、然りと見えてしまうし…」


「?」


「幾度も見て、知っているでしょう? 平安を産んで―――変わってしまったわ」


「雪舞……」


「張っていたお腹は弛み、皮が…その、伸びてしまって―――前のような、身体は…していない」


か細く囁き、恥ずかしそうに目を伏せる。


「それに手も―――そうよ」


夫に見えるようにそっ、と己が手を掲げた。


「かように傷がついてしまった」


皇族の蘭陵王妃から民へと身分を変えたおかげで、何事も己でするようになった。

ゆえに白く柔らかだった手は、今では傷が沢山ついているのだ。

それが恥ずかしいのか、雪舞は目を反らす。

だが、高長恭はその両の手を包み込むと、愛しげにそっと口づける。


「殿下…?」


「この手は、私の愛しい妻の手だ。そして―――」


「そして……?」


「愛い子を育てる美しく綺麗な手だ」


優しいその言葉に雪舞の瞳には涙が溢れる。


―――優しい方……


雪舞は震える手で夫の胸に縋りつく。


「…っ、殿下、殿下……っ」


「愛しい雪舞」


「で、んか……っ」


「君は母となり、さらに美しくなった」


「え……?」


諭すように告げてくる夫の顔(かんばせ)を赤い目をしながら覗き込む。


「君は先刻、己は変わってしまったとゆったが―――。先般より思っておったが、変わったのでない。天女が下凡(げぼん)し美しく母に生まれ変わったのだ」


「!」


夫の賛辞に心がさらに満たされる。


「あ、りが、とう……でん、か」


すると高長恭は優しく微笑む。


「偽りではあらぬ、まことの事だ」


囁くと、するりと妻の柔肌に手を滑らす。


「この肌は心地よい。真綿のような慈愛で包まれているように、まこと安堵する」


「さような事…」


雪舞は顔に朱を走らせる。


「嘘ではない。以前もこの肌は柔肌に触るとさらに触れたくなったが。今はさらに母となり優しく……安堵するような心持ちに包まれるのだ」


「殿下……」


「大事な息子を守り育ててくれた腹だ。何より愛しく―――尊い」


囁くと愛しげに腹にも口づける。


「……っ」


優しい夫の仕草に胸が一杯になり、涙が零れる。


再び己を見る夫の目にはこれ以上にないくらい愛しいものが溢れていた。


「殿下……っ」


魂が揺さぶられ、心が爆ぜた。

高長恭もまた妻の腰を優しく擦る。

そして背も。


「ぁ……っ」


途端に雪舞は声を震わす。


「その、甘く囀る声も私を惑わす」


徐々に瞳に男の色を含ませてゆく。


「で、んか……ん……っ」


「欲しい。また、君が欲しくなった……」


渇いた心が希求するままに言葉がついて出ていた。


―――愛しい妻が傍にいると思うと、つい交わりたくなってしまう。


―――愛しい妻を求める気持ちは全くとゆってよい程に治まらぬ。


再び共に暮らせるようになると、触れあえぬ日々を思い出しては、渇望し。

目の前にいると思うと愛しさが増す。

胸が焼け付く程に、恋しい。

ゆえに、益々欲してしまうのだ。

それゆえ、己の願望のままに、ゆるりと撫でるように擦り続け、囁く。

すると、愛妻も応えるように高長恭の肩に触れ、太い首に腕を回す。

互いの唇が重なり合う。

何度も、何度も―――。

唇に想いを乗せ、貪り合う。


「ふ……ん…ん……」


歯列をなぞられ、舌を絡み取られ吸い上げられる。


「…ん……んっ……」


夫は武骨な手を雪舞の身体に這わせ、味わう。


―――ああ、早く、早く…!


雪舞の頬は紅に色づき、膝は期待に震える。

夫の陽物を、鞘も、硬く張り出した傘も。

己の蜜壺の奥へと埋めてほしい。

ぐずぐずに突いて欲しい。

夫がその際息を荒げ、苦しげに息をし、秀麗な顔(かんばせ)を欲に耐えるために歪めるのも好ましい。

まこと欲しくて気が変になりそうになる。

艶めかしく引いた銀糸が途切れ、潤んだ瞳が熱を伝える。


「あ、ああ、でん、か……、はや、く、おねが、い……っ」


切羽詰まったような訴えに、高長恭は心得た、とばかりに早急に妻の足を持ち上げ、自身を妻の御陰(ほと)に沈めてゆく。

濡れそぼつ蜜壺は熱い陽物でぐずぐずと穿たれる。


「あ、あ、あ…ああぁ……っ」


雪舞の背筋が震えた。

擦られ、体の奥から疼きがわき出してくる。

絶頂の汗が艶めかしく濡れ、白磁の肌を輝かせた。

快楽が己の身体を支配してゆく。


「雪舞……」


囁くと、ゆさゆさと忙しなく揺さぶる。


「ん、……は、あん…あ……っ」


「ふ……っ」


幾度も味わっている夫の太さを直に感じとってゆく雪舞。

高長恭の手が乳房に伸び、柔肉を捏ねた。

さらに乳頭も。

夫に触れられ、摘まれ、舞は悦楽に身悶える。


「あ、ぁ…あっ、あぁ……」


「雪舞……雪舞…っ」


「あ、あ…ぁ…よ、い、よい…で、す…んあ、ん……っ」


―――もっと、もっと……


雪舞は貪欲に夫を欲した。

高長恭もさような妻を男の色を含んだ目で熱く射抜く。


「―――っ、せ、つぶ……っ」


熱い吐息を混じらせながら、囁くと再び唇を食んだ。

前後に揺さぶりながら、舌を絡ませ合う。

唾の液を送りあい、味わい、飲む干す。

今まで触れあう事に出来なかった日々を埋めるかのごとく、貪婪(どうらん)に―――。


「ん、ん……っ、ふ、ぅん……っ…!」


「…っ……」


―――もう、この御方を離したくはない……


痛いほどの気持ちが胸を貫く。

ちりり、と痛く焦げつくほどに胸が痛い。

激しく突かれ、揺さぶられ雪舞は白い喉を晒す。


「あ―――…っ」


背を弓なりに反らせ、叩きつけられる甘美な悦楽に、細い身体は大きく痙攣する。

堪らぬ悦楽に涎を垂らしながら、迫りくる絶頂を感じとった。

あと、少し……

あと少しで。

雪舞は息も絶え絶えに再び夫の背に縋りつく。


「は、あ、あああ……、ぁ…あ……」


「雪舞、雪舞……っ」


「ぁ、あああぁ―――――っ!」


夫の身体が小刻みに震え、己の中に精を放った。

どくん、どくんと尽きる事のない白濁を感じながら。


「ぁあ、あ、ああ」


雪舞は恍惚とした呻き声を上げた。

ふと静寂に包まれ、視線が絡み合う。

そして、足も手も。

身体さえも固く結び合いながら、唇を重ねた。

全ての想いを籠めて、唇を貪り合うのだった―――。






長い夜は明け、日は高く上っている。

だが、北方ゆえに冴えて肌寒さを感じ、二人は暖を求めて身を寄せ合う。

素肌に衣を羽織っただけの二人にはひと肌に心が落ち着く。


―――もう、この御方を失いたくはない……


眼を瞑り、先ほども感じたその想いのままに夫の胸に抱きつく。

ぐりぐりと額で夫の胸の当たりに触れ、温もりを堪能する。


「殿下……好き」


「ああ、私もだ」


高長恭は柔らかい笑を浮かべて応える。


「君が居なければ、私には生きている意味がない」


「何、を…?」


夫に言葉に目を見開く。


「私にとって君は―――。いや、君と平安は私の命。……至宝だ」


驚く妻にさらに言葉を重ねる。


「君たちが居なければ、私は生きてはゆけぬ。君たちを失えば―――生きてはゆけぬ。二人が居てくれるゆえ、私は如何様(いかよう)な事にも耐えられるのだ」


「…殿下……っ」


雪舞は溢れ出る涙を止める事が出来ず、噎び泣いた。

温かい想いで心が擽られ、後から後から落涙する。

すると、高長恭は優しく妻を抱き寄せ、慰めるように額に口づけた。


「……雪舞、息もするのも苦しいほどに愛しい―――私の天女よ……」


囁くと、再度口づける。




澄んだ声が徐々に甘さを含んでゆく。

耐えきれぬような様で妻の衵服(はくふく)の紐を解いた高長恭は、着ていた短褐(たんかつ)を再び脱いだ―――。

END.

********************************

ここまでお読み頂き、有難うございましたm(_ _)m
今回のSSは蘭陵王が捕らわれていて、その後鄭児の元から抜け出し、雪舞の元へ帰ってきた後のお話になります(*^O^*)

…実はこのお話、めっちゃ書きたかったネタだったんですよ~っw
ですが、今年になってめっちゃ忙しくて…。
さらにPCの調子が悪くなり、PCを買い換えし…データ移行して、と凄くバタバタしておりました(/_;)
おかげで、新作SSをUP出来たのは、やっと今月になってからと言う…(>_<)

遅くなって申し訳ございませんでしたm(_ _)m

ですが、やっと書きたかったネタが書けて私的には満足ですっw
やはりラブい蘭陵王×雪舞は何回書いても最高ですよねーーーーー\(^_^)/

互いに生きていく上で必要は比翼の二人…っっw
少しだけの幸せな時ですが、やはり書きたいネタです(*^_^*)
相思相愛の二人…最高ですよねっっw

今年はなかなか作品UPが出来ずにいましたが。
これから、ちょっと時間見つけて、まだまだ「蘭陵王」SS書いていく予定ですので。
お付き合いの程、宜しくお願い致しますm(_ _)m

*火輪(かりん):火が輪のように見えるもののことを指します。転じて、太陽のことを言います。

*下凡(げぼん):中国語で、人の世(俗世)に下る事を言います。または下界に降りることを指します。中国語読みでは、「シィアファン」と言います。 

*短褐(たんかつ):継ぎ接ぎの服の事です。素材は麻や毛など低品質のものになります。解りやすく、蘭陵王が斉の庵で着ていた粗末な服の事になります。

*衵服(はくふく)については前回にご説明させて頂きましたが、女性の下着の事になります。
スポンサーサイト



Comments 0

There are no comments yet.
立夏
Admin: 立夏
関西在住の雑食オタ女。
同人活動もやってますが、只今台湾(華流)ドラマ「RAN陵王」に超夢中ww
さらに最近「三生三世枕上书」にも沼ってます!

「RAN陵王」中毒気味です。
おかげで、蘭雪で2次SSやイラストを書き出す始末(笑)
設定は、一応原作中心です。

他にも他ジャンルのSSがあったり、ドラマの感想・本・マンガなどの感想を中心に色々書いてます。
https://twitter.com/SyndromZeroxx
蘭陵王SS(高長恭×楊雪舞)