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Syndromeな日々。

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瓔珞SS(傅恒×瓔珞)1。

2020/08/04
瓔珞SS(富察傅恒×魏瓔珞) 0
昨日アップしようかなあ、と言っていた他ジャンルSSですが。
今日でドラマも最終回ですし、記念的にアップさせて頂く事にしました(*^O^*)
これでお分かりかと思いますが瓔珞SSです(っ*^ ∇^*c)

CP的には傅恒×瓔珞になります!

ここから↓は、支部内容と同じです(゚∀゚≡゚∀゚)

☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆

転生現代パロで、一応…傅恒×瓔珞SSです。
一度書いてみたかった二人のその後(?)。

いつも目で語り合ってた二人。
こんな風になってたら嬉しいなあ…と。

この二人凄く想い合ってたので、想いを(特に傅恒の)成就させてたくて書きました!
ほんのりですが大人向けです。
色々突っ込みどころもあると思いますが広いお心で宜しくお願いします。

こちらのお話は公式様とは一切関係ない二次創作です。
二次創作にご理解のない方や、突っこみなどはご遠慮くださいませ<(_ _)>


それ今回はほんのりですが大人向けに書かせて頂いておりますので。
畳みます!

OKの方のみどうぞ(」*´∇`)」





【時を編み、月を食む】





――――はあ、は……

暗闇の中、絡み合う男女の荒い呼吸と卑猥な水音だけが響く。











「なあ……」

「なあに?」


男の問いかけに女は気怠そうに答える。


「―――今度こそ、結婚…してくれるか?」


男は場にそぐわぬ睦言を囁く。

抱き合っていた最中に紡ぐべき言葉ではない。

耳心地の良い睦言となる言葉を紡ぐべきではない。

それは頭では解っている。

だが――――男は我慢できず、問いかけてしまった。


「………」


女は答えない。

すると男は女を引き寄せ、少し長めに伸ばされた髪に指を絡ませながらさらに告げる。


「してくれるか、結婚?」


観念したかのように緩慢に答える。


「……またその話? 寝ぼけてるの?」


僅かに困った風に眉を潜め、微笑みを浮かべた。


「そもそも、今度こそって何? 意味わかんないんだけど」


女は面白がるように言うと、火照った身体を擦り寄せる。


「…―――それに…さ来週に結婚する予定でしょ、私たち?」


忘れたの、と女は意地悪く男の眉間の皺を人差し指で伸ばすように押さえつけた。

すると男は。


「忘れてない。――――聞きたいだけだ」

「何、を?」

「君の返事を……」


もう、と女は溜め息交じりに逞しい男の胸にもたれ掛かり、囁く。


「結婚するわ。…―――もちろん」

「本当に?」

「当たり前よ! じゃなきゃこんな事――――…」


女は少し頬を朱に染めそっぽを向く。

意外と古風なようで、何度も裸で脚を絡ませているのに、女は未だに気恥ずかしく思うようだ。


「……うん」

「んもう! やっと納得してくれた?」


男の胸をぽかり、とひとつ叩く。


「………」

「…ねえ、何が不安なの? あなた、いつもそう…何て言うか……―――」


言葉にするのは難しいが、女は男が纏う心の闇を何となく感じとっていた。


「普通はさ、逆じゃない? 焦って迫るのって…」

「え、何が?」


問いかけの意図が解らず、問い返す。


「だから、結婚! あなたみたいな富二代のイケメンは焦る必要ないのに。焦るのは普通逃したくない方の恋人―――女でしょ? なのにいつもいつも…あなたの方が……」

「ああ、うん……」

「何が不安なの? 私たち結婚するじゃない、もう直ぐ。…なのに、いつも……凄く焦ってる感じがする」

「………」


男は女の言葉に僅かに身を固くする。


「…どうしたの? 何かあるなら言ってよ、私たち恋人同士でしょ?!」


詰め寄られ、男は観念したように女の細い身体を胸の中に閉じ込めながら、ぽつり、ぽつりと語り始めた。


「夢を―――見たんだ」

「夢?」

「ああ……、昔…身分ある男が、一人の侍女に恋をしたんだ」

「? 何それ? 青史?」


可笑しそうに笑いながら聞き返す女に、真顔で答えた。


「……いや、清の王朝の話。身分違いで―――恋をした話」


男は熱を帯び、汗でしっとり濡れた女の柔肌を愛し気に撫でながら、さらに続ける。


「その男は時の皇帝陛下の侍衛で、皇帝の正室―――皇后陛下の実弟だった」


先を促すように黙って男の話に耳を傾けた。


「何をするにも愚直過ぎるその男が恋をした相手は、実姉…皇后陛下の一番のお気に入りの侍女で。だけど―――」

「だけど?」

「女は元々繍坊(しゅうぼう)の女官で―――。皇后陛下たっての願いで抜擢された侍女だったから、身分は貴族の男よりもかなり劣っている包衣(ぼうい)の出自で。二人は釣り合うような仲じゃなかった。でも…男はどうしても―――どうしても女の事を妻に欲しくて姉である皇后に口添えを頼んだんだ」


だが、男が続く言葉を発するのを躊躇っているようで、察した女は囁いた。


「……二人の恋は実らなかった…って事ね」

「……ああ」


絞り出すように答えた男の声に、苦悩と後悔のようなものを垣間見た気がした。

「その後、女の人は? 男の人はどうなったの?」

「男は…ある出来事があって違う女を妻とし…婚儀後も、全く妻とも解り合う事が出来ず。ひたすら恋情を抱いたその女官の事を想い続けていた。そして女は……皇帝の側室となったんだ」

「ふうん」

「その男は自ら道を違えてしまった事に激しく後悔して……。もうこんな間違いは二度と犯したくない―――犯さない、と心に誓ったんだ」


男は息をすっと吸い込み、続けた。

「だから―――…」

「だから?」

「君とは…そんな想いをしたくない。この想いを叶えたい。―――君を妻にしたい…必ず」


請うように想い吐露する男に、言い表せぬ息苦しさを感じつつも。

女は殊更明るく振る舞う。


「もう! ただの夢でしょ? 気にする事はないわ! 私たちは結婚する。そして私はあなたの妻になるの」


夢のせいで不安になっている男のために、女はさらに甘えるように耳元で囁く。

「大丈夫。私はあなたを裏切ったりしない」

「……うん」


畳みかけるように女は己の心を告げたが、男の表情は晴れなかった。


「…ねえ、本当にどうしたの?」


だが、男は両手を握り締め、ただ押し黙る。
女は溜め息をひとつ吐くと。
華奢な腕で男を抱き締めた。

「安心して、夢よ。もう二度と見ないわ」

そう言うと、男の頭を抱え込み、優しく撫でた。


「……気持ちいい」

「そう? よかった!」

「それに安心する」

「ふふふ」


女は嬉しそうにさらに男の柔らかな髪をかき上げ撫でいく。


「…もっと、」

「ん?」

「もっと―――二人で沢山の時間を過ごしたい」

「そうね。私もそう思う」

「早く結婚したい」

「解ったったら!」


困った風にしながらも、約束された未来に笑みを零し答える女。

すると、あ、と小さく声を上げた。


「何だ?」

「これだけは言っとこうと思ってて…忘れてた」

「? 何? 言ってくれ」


すると女はグイ、と男の顔を引き寄せ、睨め付けるようにじっと見つめる。

そして―――


「もし―――違う女の子にうつつ抜かしたら……赦さないから!」


女は顔を赤くしながら少しばかり乱暴な言葉を投げつけた。

すると男は一瞬、虚を突かれたような顔になる。

そして徐々に表情を和らげていく。


「君がそんな事を言うなんて…意外だな」


――――過去の君は何も教えてはくれなかったのに……


「何よ?! 私だって……嫉妬くらいするわよ!」

「……そうだな、人は嫉妬する。その人の事を本当に愛していたなら―――尚更だ」

「そうでしょう? それに―――」

「それに?」


先を促すが、なかなか口を開かない女の答えを辛抱強く待っていると、蚊の鳴くような声が耳に届く。


「……モテるから…嫌なのよ」

「え?」

「モテるじゃない! いつもいつも女の子に群がられて―――私以外の人と、こんな事してないでしょうね?!」


目を吊り上げ、頬をリスのように膨らませて悪態を吐く女に、思わず喉を鳴らす。

すると、女はさらに怒りを露わにした。


「赦さないから! そんな事絶対赦さない!!」

「お、おい!」


ぽかぽかと胸を殴りつけてくる手を抑え込むと。


―――大丈夫だ…


囁く声に女は顔を上げた。


「……それはない。俺は君以外とはする気はないし、したいとも思わない。君と出逢うために…生まれ変わったんだ」

「? 意味がわからないわ」

「…いいよ、解らなくて。でも―――…」

「でも、何?」

「もう二度と…誰のものにも……ならないでくれ。間違いを犯したくない。君は―――俺だけのもので、居てほしい」


――――もう二度と…


「当然よ! あなたもね」

「ああ、約束する」


来世までも約束するよ、男は嬉しそうにそう囁きながら、女の額に口づけを降り注ぐ。




そして――――柔らかな頬へも。

優しく。

慈しむように。

愛おしいという想いも唇に乗せて。

口づけを落す。

ちゅっという音を響かせ。

重なっては、離れ、また重なる―――…






湧き上がってくる熱と嗅ぎ慣れた匂いと共に、再びベッドへと倒れ込むように身を沈めゆく。

男の溢れんばかりの愛に、女は身を委ね、

慈しむように、注ぎ込まれる甘露の想いに、

心は甘く温かく満たされていく―――






過去世から続く想いが、

恋い慕う心が、


漸くすべて浄化された蒸し暑い夜の出来事であった――――…









end

*********************************


このまでお読みいただき有難うございましたww

久々に、蘭雪以外のSS書きましたよww
今ハマって見ていた「瓔珞」から傅恒×瓔珞CPで書かせて頂きましたああ((^∀^*))

ドラマ観ている限り、傅恒はずっと瓔珞にラブだったみたいですし(-∀-)
しかもあまりに傅恒が不幸過ぎて(フコウなだけに…オヤジなギャグを言うな💦)!

ので、幸せな部分もあっも良いかな??と思い書かせて頂きました!

今回のSSはあえて、転生後の二人の名前は出しておりません(*’U`*)
皆様でご自由にお楽しみくださいませ(´∀`*)

しかし。
支部友さんにも言われたのですが。

傅恒は瓔珞に会う為だけに転生してそう…と。
確かに…と私も思いましたww
あれだけ一途なフコウ…転生後くらいは幸せになっても罪はないはず…(*´~`*)

久々にSSも楽しく書かせて頂きましたww
また気が向いたらアップしているかも…です!

その際は宜しくお願い致します٩( ''ω'' )و✨

*富二代:金持ちジュニア
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立夏
Admin: 立夏
関西在住の雑食オタ女。
同人活動もやってますが、只今台湾(華流)ドラマ「RAN陵王」に超夢中ww
さらに最近「三生三世枕上书」にも沼ってます!

「RAN陵王」中毒気味です。
おかげで、蘭雪で2次SSやイラストを書き出す始末(笑)
設定は、一応原作中心です。

他にも他ジャンルのSSがあったり、ドラマの感想・本・マンガなどの感想を中心に色々書いてます。
https://twitter.com/SyndromZeroxx
瓔珞SS(富察傅恒×魏瓔珞)